なぜ git が完璧な Vault バックエンドなのか
データベースには、忘れるに決まっているバックアップが要る。同期サービスにはサブスクリプションと信頼が要る。git にはどちらも要らない。保存はすべてコミット、コミットはすべて履歴、push はすべてオフサイトバックアップだ。そしてエージェントの時代、git は二重に元を取る — エージェントが Vault に書き込むとき、git はすべての書き込みを diff 可能、帰属可能、巻き戻し可能にする。エージェントの厄日は git revert 一発で済む。悲劇にはならない。
セットアップ
cd ~/Vault
git init
printf '.DS_Store\n.mdeditor/\n' > .gitignore
git add -A && git commit -m "vault: day one"
gh repo create my-vault --private --source=. --push
これだけだ。GitHub のプライベートリポジトリは履歴無制限で無料。あとは好きなだけコミットすればいい — 自動化してもいい。
同期と自動化
- note.md との統合:Sync-to-Vault プラグインが、日付プレフィックス付きの名前と競合を考慮したリフレッシュで、git 同期された Vault にファイルをコピーする。最近使ったファイルの履歴も、Vault を通じてデバイス間でミラーされる。
- 自動コミット:cron の一行か launchd ジョブで
git add -A && git commit -m "auto" && git pushを毎時回せば、労なき継続バックアップになる。 - マルチデバイス:2台目の Mac にリポジトリを clone。書く前に pull、書いたら push。アウトラインの競合は稀で(ファイルが小さい)、起きたときも git が何が起きたかを正確に見せてくれる。
- エージェント:エージェントには作業コピーを与える。そのコミットは同僚の PR と同じようにレビューする — 実際、いまやそういうものなのだから。
FAQ
GitHub のプライベートリポジトリは本当に無料か?
無料だ — GitHub の無料プランで、プライベートリポジトリは無制限、履歴も完全。数十年分のテキスト Vault でも数メガバイトに収まる。
機密なノートはどうする?
Vault はあなたのものだ。プライベートリポジトリでも、セルフホストの Gitea でも、リモートなしでもいい — git はローカルでも動く。さらに慎重を期すなら、git-crypt や age で選んだパスを暗号化できる。
git を知っている必要があるか?
ほとんど要らない。日常は三つのコマンドで足りるし(add、commit、push)、note.md の同期機能が大半を隠してくれる。見返り — 書いたすべての思考の完全な履歴 — は、割に合わないほど大きい。